クラウド保存、共同作業がしやすいDropbox
オンラインストレージのいわば老舗でもあり、ビジネスの分野でもたくさんの企業や人に使われているのがDropboxです。
個人サービスの場合は無料バージョンで5GBからのスタート、ちょっと容量が少なめですが、ビジネス版であればとても容量が大きいので問題ありません。
ファイルを単にクラウドに保存するだけでなく、他の人との共有がしやすいというのがDropboxの特徴です。
一つのファイルだけを共有したいという時は、権限を付与するためのメールを送るだけで済みますし、一気にたくさんの人に閲覧してもらうことも可能です。
さらに、共同作業も便利で、一度にたくさんの人と一緒に同じファイルを編集することができます。
共同編集機能を使うことによって、ファイルのやり取りの手間が省けますし、ファイルが行ったり来たりしているうちに最新版がどれが分からなくなってしまうミスもなくなります。
しかも、誰が編集に加わっているかも分かりますので、グループの管理もしやすいというメリットもあります。
メールだけですぐに始められるのが簡単
Dropboxはとても簡単に始められるという特徴も持っています。
無料バージョンであればメールの登録だけですぐに始めることができて、ほとんどの機能を使えます。
Dropboxはパソコンだけでなくスマホでも使えるようにアプリが準備されています。
Apple製品でもAndroidでもアプリがあって、アプリストアでダウンロードすればすぐに使えますし、メールアドレスでのログインをすればパソコンで編集したDropboxフォルダと同期することができるようになります。
オフィスのパソコンで使った資料をDropboxにアップして、それを外出先のスマホでチェックしたり、取引先の相手に見せたりするという使い方もできますので、利用範囲がぐっと広がることになります。
オフィス用ならDropboxビジネスを導入するべし
個人用のDropboxでも十分使えますが、容量が少なめという弱点があります。
その場合は、5人での利用スタートとなり合計で1TBの容量が付与されます。
ビジネス文書や画像の共有がメインであればほぼこれだけでも足りますが、動画の共有などが多くなってくるようであれば、サービスデスクに申請することによってさらに容量を増やすことができます。
Dropboxはビジネスシーンでの利用度が高いので、ビジネスパッケージのサービスが充実しているという特徴があります。
オンラインストレージの導入を検討しているのであれば、特にビジネス版のサービスについての内容をチェックして利用を検討してみると良いでしょう。