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産業カウンセラー

働く人をカウンセリング

産業カウンセラーは、カウンセラーと名前が付いているのカウンセリングするのが仕事となります。
それは仕事をして働いている人をカウンセリングし、働く人々を支援します。
心理学の手法を用いて、働く人が抱える問題を自ら解決できるように導き援助します。
カウンセリングをメインとして行ないますので、治療するのが目的ではありません。

カウンセリングと言っても色々な手法があり、傾聴がカウンセリングでは基本となります。
それは、聞き手となり相談者の話を聞き、相手を評価したり批判することなく受け入れ、まずは話を聞いて共感します。
このようにして話を聞いてあげると、相談者は安心して語れるようになり、心の壁を取り外し、悩みも話してくれるようになります。

産業カウンセラーとして活躍するためには、この傾聴を基本として学んでいきます。
初めて相談者と接した場面から、相談者の目的が達成されるまでを一つのプロセスとして学びます。
問題解決し援助出来るように、実践を通して学びます。
もしも産業カウンセラーを目指すならば、産業カウンセラー試験を受けて、試験に合格すると資格を得られます。

試験を目指すと勉強する中で、産業カウンセラーとして役割を果たすための知識を身につけ、実践を通して学ぶので、実際の状況なども理解し実践的な知識と技術を獲得できます。
資格としても比較的信頼性の高いものであり、産業カウンセラーとしての募集は多くはないですが、企業でカウンセラーとしての働くことも出来ます。
また企業でも、人事部の人などが、仕事で必要と考え、この資格を取得する人もいます。

カウンセリング実習について

実際に産業カウンセラーとしての資格を取得しようとなると、費用は20万円以上かかりますので、決して安い値段ではありません。
そのために、自分に役立つと思う人が取得するべき資格です。
講座の受講料の他にも、試験の受験料なども必要となり、資格取得後は更新費用もかかりますので、お金のかかる資格です。

特に講座を受講するとなると、一番の特徴は傾聴のロールプレイであり、実際にカウンセリングの現場を想定して実習を行ないます。
実習の時間が長いので、非常にお得であり、産業カウンセラーを目指す方は是非とも実習を受けるべきです。

実際の実習では5~6人のグループとなり、その中の1組がカウンセラー役とクライアント役に分かれて、30分程度のロールプレイをし、その他の人は実践の様子を見ます。
1日で6時間程度参加し、自分が実際にロールプレイするのは30分程度です。
実践時間が短いので、初めての人でも安心できます。
産業カウンセラーの資格取得には、受講料の他にもいくつかの料金がかかります。