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持っておくとよい資格

おすすめの資格

総務や人事として仕事に就いている人やこれからそれらの部署での勤務を希望している人におすすめの資格があります。
総務や人事という仕事はいわゆる「管理部門」「間接部門」と呼ばれる部署であるため、その業務を行うために特別な資格やスキルが必須というわけではありません。
ですが同じ業務を行うにしても、その仕事が企業組織の中でどのような役割をして、将来的にどのような分野に専門性を持っていくことができるかということを意識することで、より積極的にそれらの仕事に携わっていくことができます。
総務・人事の仕事をするときにおすすめとなる資格としては、ビジネス能力検定、ビジネスキャリア検定、衛生管理者などがあります。
以下にそれぞれの資格の概要をまとめていきます。

資格一覧

【ビジネス能力検定】
通称「B検」「ジョブパス」と略されることもある、社会人としての基礎的な能力を問うための試験。
主催は「一般財団法人 職業教育・キャリア教育財団 検定試験センター」での民間資格です。
ジョブパス試験には1~3級の三段階があり、それぞれ出題範囲や難易度に差がつけられています。
具体的には最も簡単なジョブパス3級では主にこれから就職活動を行う高校生を対象としており、これから仕事をしていく上で求められる基本的な心構えやビジネスにおける常識、基礎的コミュニケーションについての知識がとわれます。
ジョブパス2級では就活をする前の大学生が対象で、3級よりも高度なビジネスにおけるコミュニケーション能力や情報の生かし方、さらに会社にかかわる数字の読み方などを問われます。
1級では就活をしている大学生の他にも社会人1~3年生程度までの若手が対象となり、より具体的なビジネスについての知識とともに、論理的な思考方法や相手へ効果的にアプローチをするための方法が問われます。
【ビジネスキャリア検定】
ビジネスを通して社会貢献ができる人材を育成するための民間資格。
主に事務系職種のビジネスパーソンを対象にして開始された試験であり、企業間に共通しているビジネスの基本的な考え方やマナー・スキルを身につけるための試験内容になっています。
ここ数年ではグローバル化が進む日本企業内において、どのような基準をもって業務に臨むべきかということに特に焦点があてられています。
【衛生管理者】
労働安全衛生法において定められている国家資格。
労働環境において衛生的な措置を講じて勤務する人たちを疫病などから守る役割を行います。
事業所の衛生全般の管理を行うため、工場施設など一定規模以上の事業所には必ず常駐しなくてはならないことが定められています。