総務部の9月

防災面での充実をはかりたい月

9月は一年の中ではそれほど業務が忙しい時期ではありません。
ですが猛暑が一段落するとともに、残暑が残るという体力的につらさを感じやすい時期になっているため、気を緩めずに健康管理に気をつけたい時となっています。

総務部においてはまずそうした健康管理についての啓蒙活動を行うとともに、具体的に社内の環境整備をとっていくことが求められます。

夏の間に行ってきたクールビスの総括を行いつつ、今度は冬の衣替えを前にウォームビズの準備をしていくということも求められます。

また9月は防災週間として設定されている月となっています。
毎年8月下旬から9月最初の週にかけてを「防災週間」として国や地方公共団体より安全管理のための防災対策を促す通知を受けることになっています。

時期を見て9月には防災訓練や防災設備のチェックなどを行うようにしていきましょう。

9月の法定・労務・社会保険業務

9月中に行わなくてはならないとされる法定業務としては、日雇健保因子保険料受払報告書を社会保険事務所へ提出するという業務があります。
また労働保険維新史保険料を納付することや、納付計器使用状況報告書を公共職業安定所に提出するという業務もあります。

基本的には9月中に必ずしなくてはならないという業務はほとんどなく、その月々に必要な申請や納付だけで十分となっています。

社内管理体制の強化と見直しを

9月は夏の暑さも緩む過ごしやすい時期になっています。
この時期には一度健康について見直し、体力をつけるための対策を促していくためのよいきっかけになります。

毎年健康診断を行っている企業においては、この9月は実施のために便利な時期です。
健康診断はもよりの医療機関を利用して行う場合と、専門期間を社内に呼んで一度に行う場合とがあります。
専門の健康診断期間を依頼する場合には日程を予約しておかないと希望の日数に行うことができないので、早めに予定を組んで社内に通知するようにしていきましょう。

企業によっては9月~10月にかけて健康に関するイベントを開催するところもあるようです。
禁煙を促し成功した場合には報奨金を支払うといったものや、万歩計などで一日に特定の歩数以上で身体を動かした社員に対して何らかの報奨を行うというようなものです。

健康診断を行ったあとにはその結果を適切に把握してそれぞれ治療などを促すことも大事です。
業務を優先するあまりに健康診断の異常を放置するという社員も実際には少なくはないため、そうした人に対しての対策も総務部であらかじめ想定をしておいた方がよいでしょう。