顧客と最も向き合う
総務部は会社の裏方といったイメージを持っている人もいますが、実は顧客と最も向き合うことになるのもまた総務部なのです。
もちろん業種などにもよりますが、企業に問い合わせなどがあった場合には総務が対応し、クレームもお褒めの言葉にも向き合うことになるのが総務部なのです。
さらに言えば、マスコミ発表や対応、何らかの事態が生じた際に適切な対応をおこなうことになるのも総務セクションの仕事と言えます。
そのため、総務は顧客や世の中と対峙することになるセクションなのです。
一挙に会社の表側に立つことも多いのですから、総務にいるからには、このような意識を常日頃から持っておくこともとても大切なことなのです。
総務部の対応で会社の印象も大きく変わる
総務には各種問い合わせがくるわけですが、ここでどのように対応をおこなうのかによって、会社のイメージそのものも変わってしまうのです。
そのため、会社の顔とも言えるのが総務ですから、日頃から対応マニュアルを作成するなどして、会社のイメージを悪いほうに傾けてしまわないようにしましょう。
特に電話やメールでの対応が多くなるのですが、このような顔の見えない対応では言葉ひとつで相手に与える印象が大きく変わってしまうものです。
顔の見えない対応だからこそ、顔の見えている相手以上に気を使っておきたいものです。
多くの商品を生み出している企業やたくさんの人々にサービスを提供している会社であれば、少なからずクレームも来てしまうものですから、このようなクレームがくること自体は仕方がないにしても、それをどう処理するかが重要なのです。
クレームの電話やメールが来ても、それを笑顔で終わらせることもできるわけです。
それを実現するのも総務の仕事と言えますので、クレームにどう対処し、どう納得してもらうのかのスキルも身につけたいものです。
総務セクションにいるとクレームの電話が回ってくることも多くなりますので、この対応が社内における評価も変えていきますので、社内イメージを良くするためにもスキルは身につけておきましょう。
やりがいも責任も大きく持てる部署
総務部は会社の顔とも言えるセクションなので、日々の仕事をしていると大きな責任感を背負うこともあります。
しかし、その分、やりがいも大きく持てる部門です。
おそらくこのようなやりがいは他の部署とは少し違い、縁の下の力持ちのような意味でのやりがいなのですが、長年総務の仕事でキャリアを積み重ねていくうちに、総務には総務ならではのやりがいがあることに気づくことができるはずです。
クレーム処理などは面倒な作業ですが、クレームを入れてくれるのは会社の商品を愛しているからと考えると無難に対応できるものです。